波長を分析し、微妙な色味や材質の違いを可視化
ハイパースペクトルイメージング
ハイパースペクトルイメージングとは、高い波長分解能で画像を取得する機能を持つハイパースペクトルカメラと、
それに対応した照明を用いて画像を取得する技術です。
このような課題を解決します！
- 対象物の反射スペクトルを分析したい
- 通常のカメラではできない、高精度な色識別をしたい
- 複数の素材の分類、異物検出や成分分析をしたい
撮像事例
撮像事例：プラスチック製品の色識別
ワーク写真
分類処理画像
ハイパースペクトルカメラ用照明
で微妙な色の違いを分類化
撮像事例：白ご飯の異物検査
ワーク写真
分類処理画像
青色：白米 緑色：紙 赤色：樹脂
同色の異物を分類化
撮像事例：プラスチックの材質分類
ワーク写真
分類処理画像
青色:PS、緑色:PET、赤色:PP
3種類の材質の違いを分類化
システム構成例
※システム構成は、使用する機器によって変わる場合があります。
※専用ソフトウェアのご提案もいたします。
ハイパースペクトルカメラ用照明
ハイパースペクトルカメラ用LED照明（特注品）
- 400～1000nmの幅広い発光スペクトルをLED照明で実現
- ハイパースペクトルカメラの感度特性に合わせ、
近赤外域の光出力を大幅に向上 - 波長・照明形状・長さ変更など、ご要望にあわせてカスタム対応が可能
出力波長と撮像利用波長域
高出力ハイパースペクトルカメラ用LED照明
LNSP-FNシリーズ（特注品）
可視光タイプ
出力波長と撮像利用波長域
近赤外光タイプ
出力波長と撮像利用波長域
ハイパースペクトルカメラ用照明 CIRシリーズ
出力波長と撮像利用波長域
ハイパースペクトルカメラ用照明 (Effilux)
出力波長と撮像利用波長域
ハイパースペクトルカメラ
コニカミノルタ社 ハイパースペクトルカメラ SPECIM FXシリーズ
SPECIM FXシリーズは、インライン向けの
高速、高性能なハイパースペクトルカメラです。
可視～近赤外まで広い波長範囲のラインアップから、
目的に応じたカメラを選定します。
| 型式名 | FX10 | FX17 |
|---|---|---|
| 測定波長範囲 | 400 ～ 1000 nm | 900 ～ 1700 nm |
| 画素数/ライン | 1024 pixels | 640 pixels |
| フレームレート (full range) |
327 FPS | 527 FPS (GigE) 670 FPS (CameraLink) |
| 波長バンド数 | 224 バンド | 224 バンド |
| 測定波長間隔 | 約 2.7 nm | 約 3.5 nm |
アバールデータ社 ハイパースペクトルカメラ AHSシリーズ
インライン向けの可視光～近赤外まで広い波長範囲に
対応したハイパースペクトルカメラです。
センサーにペルチェ素⼦（冷却機能）付きタイプを
採⽤しており、温度変動にも強い構成のため、
工場などのインラインで安定した撮像を可能にしています。
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| 型式名 | AHS-003VIR | AHS-001MIR | AHS-U20MIR |
|---|---|---|---|
| 撮像素子 | InGaAsセンサー 1段電子冷却 640 H (空間) × 512 V (分光) 画素サイズ 5 μm × 5 μm |
InGaAsセンサー 2段電子冷却 320 H (空間) × 256 V (分光) 画素サイズ 20 μm × 20 μm |
InGaAsセンサー 2段電子冷却 192 H (空間) × 96 V (分光) 画素サイズ 50 μm × 50 μm |
| 分光波長 | 450 ～ 1700 nm ※回析格子に依存 |
1300 ～ 2150 nm | 1300 ～ 2150 nm |
| 波長分解能 | 18.8 nm | 9.84 nm ※理論値 | 9.8 nm |
| インターフェース | Gigabit Ethernet (1000BASE-T) / CameraLink | Gigabit Ethernet (1000BASE-T) | |
| 撮像方式 | プッシュブルーム方式（ラインスキャン方式） | ||
| 最大 ラインレート |
258 FPS ※フルバンド選択@CameraLink/8bit時 2767 FPS ※8バンド選択@CameraLink/8bit時 |
507 FPS | 866.5 FPS ※露光時間 1 μsec時 |
記事
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