可視、紫外、赤外光では透過しない材質を透過し、内部を可視化
X線透過検査
X線は、可視光・紫外光・赤外光にはない
アルミをはじめとする一部金属や、樹脂、木材などの材質を透過する特性を持っているため、
包装、外殻を透過して内部内容物を検出することが可能です。
用途例
- 軽金属を透過して、内部状態の検査
- アルミ包装の噛み込み検査
- 連包品の個別相対重量検査
- パッケージ内の員数検査
パッケージングされた状態から、異物・欠け・員数を検出することができます。
※表記の重量は、X線の透過量の差分から 算出した参考値(単位:グラム)です。
撮像事例
金属部品
アルミなどの軽金属は透過して、内部の欠陥を検出することが可能。
樹脂部品
樹脂を透過してインクの残量、気泡などを確認可能。
X線検査装置の撮像テスト※から導入まで、シーシーエスがサポートします。
シーシーエスでは、システムスクエア社のX線検査装置を、お試しいただけます。
プリント基板の背面検査(半田ボール、ブリッジの検査)、ハイブリッドIC内の部品有無確認検査等をはじめ、
食品など、不透過物のパッケージ内部の検査や、異物検査などのアプリケーションに適用できる可能性があります。
「赤外波長で見えなかったワークを、X線で観察できるか試したい」
「X線検査装置での検査に興味があるが、導入費用が高額で・・」など
もしお悩みの案件ございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
撮像テスト実施後、検査に適したX線検査装置をご提案いたします。
※撮像テストは京都本社のみ対応可能。
分析・解析用X線装置との違い※1
当社取扱いX線検査装置※2の特長
- 一般的な分析・解析用X線装置と比べ小型かつ導入しやすい価格設定
- 生産ラインに組み込めるラインセンサ方式
- 検査対象物のサイズに応じてカスタマイズが可能
項目 | 当社取扱のX線検査装置 | 分析・解析用X線装置 |
---|---|---|
検査品の搬送方式 | ベルトコンベア式 | バッチ式 |
X線透過画像センサ | ラインセンサ | エリアセンサ |
防水・防塵機能 | ◎ IP66対応 |
× 非対応 |
装置価格 | ◎ 低価格 |
× 高額 |
※1 2024年8月当社調べ。
※2 当社取扱のX線検査装置の取扱いに、X線作業主任者などの免許は不要です。
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