光学・照明条件の設定
ワーキングディスタンス(WD)の求め方(参考値)
ラインセンサカメラの光学システム(幅方向分解能)
ワーキングディスタンスを事前に計算しておく必要があります
ラインセンサ画像入力テスト方法
ラインセンサカメラの場合、あらかじめワーキングディスタンス(WD)、搬送速度、スキャンレートを計算してテストに入ります。
以下のカメラスペック、条件とした場合の計算例
レンズ有効径と照明の設置距離の関係(参考値)
図の条件のレンズの有効径は?
各照明での発光幅(短辺方向)において最も効率よく明るさが取り込める最長距離は?
→相似の関係より求める
両照明とも上記距離よりも離れると暗くなり、上記距離より近づけても明るさはほとんど変わりません。(ただし、想定は照明光が直接観察できる透明な検査対象物に限定し、散乱する可能性のある検査対象物には適用できません。)
また、使用レンズや絞り値が変わった場合には有効径やWDといった諸条件が変わりますので、あくまで特定条件での参考値としてお考えください。さらに、明るさに関してはカメラの画素サイズも大きく起因します。
エリアセンサカメラとラインセンサカメラとの撮像比較
撮像サンプル
金属棒の傷撮像
サンプルサイズ:
長さ150㎜、φ20㎜
分解能:
100μm
使用カメラ画素
・ラインカメラ:8,192画素
・エリアカメラ:30万画素
エリアセンサカメラで撮像
ラインセンサカメラで撮像
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