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2013.10.24

WEB連載『光と色の話』第23回 光の屈折

 WEB連載『光と色の話』第23回 光の屈折 が掲載されました!

 本連載の第19回では、虹の色についてお話しました。

 大気中に浮遊した水滴群で太陽の光が屈折するとき、光の波長によって
屈折する角度が異なることが七色の虹の発生原因でした。
光学分野では光の波長に依存して屈折する角度が変わることを「分散」と呼んでいます。

 光の屈折現象については、小中学校時代に理科の授業で勉強しました。
ガラスや水の面に光が斜めに入射すると、その界面で光の進行方向が変わる
現象として学習した記憶がありますね。

 このような物理現象が起こるということ自体は小中学校で勉強するのですが、
透明物質の境界で光の進行方向が何故曲がるのか?については、
おそらく大学などでの専門教育で勉強することになる、というのが一般的ではないかと思います。

 光の屈折現象については、厳密には光の波動理論によって説明されるのですが、
その前に、先ず(厳密さはさておいて)直感的な理解を助けるために、
デモ行進を例え話にしてお話してみましょう。

 (本文より一部抜粋)

第23回 『光の屈折』はこちらから


<「光と色の話」バックナンバー>
第1回「明るさ」とは何か?
第2回「光」は「電磁波」の一種
第3回「可視域」とは?
第4回放射量と測光量(その1)
第5回「放射量と測光量(その2)
第6回「放射量と測光量(その3)
第7回「放射量と測光量(その4)
第8回 照度の性質
第9回 輝度の性質
第10回 反射面における照度と輝度の関係
第11回 『色』って何だろう?(その1)
第12回 『色』って何だろう?(その2)
第13回 草や木の葉はなぜ緑色なの?
第14回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その1)
第15回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その2)
第16回 混色(その1)
第17回 混色(その2)
第18回 混色(その3)
第19回 虹の色
第20回 『光環』
第21回 『青空・夕焼け・白い雲』
第22回 『シャボン玉の色』
第23回 『光の屈折』
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