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2012.09.24
WEB連載「画像処理照明技術 マシンビジョンライティングとはなにか」第12回 ライティング技術概論(1)
第2章の冒頭では、この10年の間にマシンビジョン市場における照明に対する
考え方や設計のアプローチに対する姿勢が、大手装置メーカーなどを中心に
変化して来たことが述べられている。
それは、「どのように明るくするか」からはじまり、「見えないものは画像処理
のしようがない」というところまで詰められてきた。
この2つの言葉は、軽く、それとなく述べられているが、その背景に在るものを
考えると、実は、予想外に重く、意味の深い言葉なのである。
「どのように明るくするか」には、言葉通り、「物体を、どのように明るく照らすか」
という意味の他に、機械の視覚においては「物体から返される物体光を、照明によって
どのように制御するか」という意味を含んでいる。
(本文より一部抜粋)
【第12回】ライティング技術概論(1)はこちらから
<バックナンバー>
第11回 | 視覚機能における照明(4) |
第10回 | 視覚機能における照明(3) |
第9回 | 視覚機能における照明(2) |
第8回 | 視覚機能における照明(1) |
第7回 | 「見える」ということ |
第6回 | 照明設計への扉を開ける、七つの鍵 |
第5回 | 照明の規格化で何がどう変わる? |
第4回 | 画像処理用照明で考えておくべきこと(3) |
第3回 | 画像処理用照明で考えておくべきこと(2) |
第2回 | 画像処理用照明で考えておくべきこと(1) |
第1回 | マシンビジョンライティングの現状と背景 |