弱点を克服した、驚きの無影照明

(2019年2月)

検査対象物を検査する際に、影を消し込んだり、凹凸によるムラを無くしたりと幅広く活躍するドーム照明。

シーシーエスは、そんなドーム照明の厚みをわずか十数mmにまで薄くしたフラットドーム照明「LFX3シリーズ」を

発売し、多くのお客様にご活用いただいてまいりました。

そんなスペース面で大きなメリットが得られるフラットドーム照明ですが、実はある弱点があり、

すべての検査で使える製品ではなかったのです。

そんな問題を解決すべく、ついに完成したフラットドーム照明の最新版!

今回は、満を持して登場した最新機種の特長について、わかりやすく解説していきたいと思います。 

登場人物

  • ライティングコンサルタント Aくん・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導く、期待のコンサルタント
  • 営業マン Bくん・・・若さと元気とやる気だけが取り柄のシーシーエスのムードメーカー的営業マン
  • M課長・・・ボトル容器関連のパッケージ製造メーカーで、搬送ラインの自動化を担当されているお客様

~今日は、今後導入予定の検査装置で実現が難しいテーマがあるということで、お客様先を訪問したAくんとBくん。

さて、どんな課題に立ち向かうのでしょうか??~

Aくん

「おいおい、ほんとにこの道で合ってるのか?

なんか、すれ違うのがやっとな細い路地に突っ込んじゃったぞ??」

 

営業 Bくん

「大丈夫だ!このレンタカーに搭載された純正ナビが言ってるんだから間違いない!!」

 

Aくん

「ほんとかな??

 ん?これよく見ると、設定した会社名、一文字違ってるぞ!」

 

営業 Bくん

「え!?うわぁ!ほんとだ!大変だ!

 悪い。急いでリカバリーするから、昼ごはんは急ぎでお願いな!」

 

Aくん

「おいおい!しっかりしてくれよ! 昼ごはんは、面談の後でいいんだよ!!」

 

~どうにかこうにか面談時間に間に合った二人を担当者のM課長が出迎えてくれました。~

 

M課長

「やあ、Aさん、Bさん、待ってたよー!」

 

営業 Bくん

「M課長、ありがとうございます!いや~、なかなか迷路のような入り組んだ道で

 たどり着くのに苦労しましたよ~。」

 

M課長

「え?うちの周り工業団地で区画整理されているから、そんな入り組んだところないはずだけど?」

 

Aくん

「いや、気にしないでください。こいつが間違えて住宅地に突っ込んだだけですから!」

 

M課長

「まあ、何はともあれ、よく来てくれたね。

 ちょうど、製造ラインに追加する検査装置で悩んでいるところだったんだよ。」

 

営業 Bくん

「先日、弊社貸出機でお試しされていた、容器底面のドット印字検査の件ですか?」

 

M課長

「そうそう、その件、現場担当者から報告があって、

 お借りしたフラットドーム照明で試したところ、なかなかいいところまでいくんだけど、

 あと一息というところで詰まってて、さっきも直前まで打合せしてたんだよ。」

 

Aくん

「そうでしたか。

 では、状況を確認したいので、早速現場を拝見させてもらってもいいですか?」

 

M課長

「もちろん!では、このヘアキャップを被ってもらって、こちらへ。」

 

営業 Bくん

「これはすごい容器の数ですねー!しかも変わった形状のものが多いぞ!」

 

M課長

「うちは化粧品関連の容器が中心だから、デザインや色も様々でね。

 そしてこれが今回対象の容器なんだけど、ほら底面を見てみて。」

 

営業 Bくん

「うわぁ~!透明な上にボコボコだぁ~!」

 

Aくん

「まるでお前の顔面のようだな。あ、ここまで透明感ないけど(笑)」

 

営業 Bくん

「失礼な! こう見えても、俺の肌年齢はピッチピチなんだぞ!」

 

M課長

「んー。。。困っているのは、そのボコボコのところにマーキングされたドット印字なんですよ。」

 

Aくん

「これは確かに、えらい場所に印字されちゃってますね。。。」

 

営業 Bくん

「いまお貸出し中のフラットドーム照明でもいけそうな気はしてたんだけど、ダメだったかぁー。」

 

M課長

「この照明だと、容器がピカピカなもので、照明のドットパターンがモロに写り込んじゃうんだよ。。。

 それを回避しようと、レンズの絞りを解放気味にすると、

 深度が浅くなって、今度は底全面にピントが合わなくなるし。。。」

 

営業 Bくん

「ふっふっふっ・・M課長はなんて運がいいんでしょう!

 まさに今回ご用意した製品は、この検査の為にあると言っても過言ではありませんよ!!!」

 

M課長

「何?何?どうしたの??? そんなすごいやつが出てくるの!?」

 

Aくん

「M課長、もしこの状態から、照明のドットパターンの写り込みがなくなって、

 レンズの絞りも絞れて被写界深度が深くなって、底面全体にピントが合って、

 おまけにそれでも十分な光量が確保できる。そんな照明があったら試してみたいですか?」

 

M課長

「それはもちろん!そんな夢のようなことができる照明なら即買いだよ!」

 

Aくん

「では、これをお使いください!我らシーシーエスの技術の結晶!フラットドーム照明の極み、

 その名も、LFXVシリーズです!!!」

 

M課長

「おおっ!?って、こないだお借りした照明と、そんなに変わらない気がするんだけど。。。」

 

営業 Bくん

「パッと見はね!でも、実際に設置して点灯すればわかりますよ!」

 

M課長

「では早速この照明と入れ替えて…。 スイッチON!!

 おー!!!! ドットパターンがない!しかも明るい!!」

 

Aくん

「さあ、そこからレンズの絞りを絞ってみてください!」

 

M課長

「これはすごい!!高低差のある、底面全体にピントが合って、レンズを絞ってもドットパターンが見えない!」

 

Aくん

「これこそが最新型フラットドーム照明LFXVシリーズの真の実力です!!」

 

M課長

「この照明からドットパターンがなくなるなんて、思ってもみなかったよ!

 見た目はほとんど変わらないどころか、ちょっと薄くなってるのに、大したもんだね!」

 

営業 Bくん

「でしょ、でしょ~!すごいでしょ?まるで、この私のような照明でしょう?」

 

M課長

「え~、Bさんとどこか共通点あるかなぁ?Bくん、逆に大きくなってるし…。」

 

Aくん

「ほんと。顔はボコボコで、バージョンアップするたびに太くなる誰かさんとは大違いだな!」

 

営業 Bくん

「わー!、それは言わないでーーーーーっ!!!!」

 


おわり

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