気付いてました?レンズ選定の大きな落とし穴
(2017年8月)
シーシーエスは、実はレンズの選定・最適化にも、とてもチカラを注いでいます。
それは「見える」を提供するために必要不可欠なことだから。
今回はそんなレンズ選定にまつわる、皆さんが普段見落としがちなポイントについて、
わかりやすくいつもの二人に登場してもらって解説してまいりたいと思います。
登場人物
- ライティングコンサルタント Aくん・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導く、期待のコンサルタント
- 営業マン Bくん・・・若さと元気とやる気だけが取り柄のシーシーエスのムードメーカー的営業マン
営業 Bくん
「あれ?あれれれ???
おっかしいなぁ~???」
Aくん
「ん?どうした?
お前の頭の中だったら、今に始まったことじゃないだろ。」
営業 Bくん
「こらっ!いつもながら失礼なこと言うなよ!!
それよりもこれを見てくれよ。」
Aくん
「ん?これはまたひどい画像だな。。。
このレンズ、周辺の減光がハンパないじゃないか。
カメラのセンサーサイズが合ってないんじゃないか?」
営業 Bくん
「いや、そんなことないぞ。今使ってるカメラが2/3型のセンサーなんだけど、
ほら、レンズカタログ見てもちゃんと対応してるだろ?」
Aくん
「確かにカタログスペック上はそうだな。
でも、このスペックだけで判断するのは、ちょっと危険だぞ。」
営業 Bくん
「え!?そうなのか?
このカタログスペックがすべてじゃないのか???」
Aくん
「違う、違う。カタログ上で一見同じような特性に思えるレンズでも、
そもそも、レンズメーカー各社が同じ基準で表記してるとは限らないんだ。」
営業 Bくん
「確かに。まあ、基準が違うという意味ではレンズもラーメンと同じだな。
先日、“めちゃうまラーメン屋”と自分で名乗る店に入ったら、激マズだったからなぁ。」
Aくん
「それは、お前の味覚が狂ってるということはあるけど、
うちのラーメンはうまい!と言う言葉にも、
レンズと同じで、評価する基準が違っていることを考慮しないとね。」
営業 Bくん
「俺、こう見えても結構グルメなんだぞ!
この間は、納豆キムチバターラーメンというのを見つけて、
唸るほど美味しかったしなぁ!」
Aくん
「聞いただけで気持ち悪くなるようなラーメンだな!」
営業 Bくん
「まあ、俺のグルメっぷりはともかく、
結構レンズの場合は、スペックデータを頼りに
選んでるお客さんは多いぞ?」
Aくん
「そう!だからこそ、僕らSEは、レンズの特性に関して
独自に様々な評価軸(パラメータ)を設定し、
分類したうえで、実験データを蓄積していっているんだ。」
営業 Bくん
「なんと、そんなことまでやってたのか!
だから、検査対象や環境に合わせた最適なレンズ選定ができるんだな!」
Aくん
「まあね。照明だけでなく、
レンズ選定がうまくいかなくて、試行錯誤に工数と時間を掛けて
困ってるお客様も多いからね。」
営業 Bくん
「シーシーエスに相談すれば、照明だけじゃなく、レンズまで最適化できちゃうとなると、
お客さんからも手間が省けてすごい助かる!って言ってもらえそうだな!」
Aくん
「それが、メーカーの垣根を越えて
トータルソリューションを提供できる僕らの強みだね。
ほら、試しにこのレンズ使ってみてくれ。」
営業 Bくん
「ん、どれどれ。。。
おおおおおお!!!!これはすごい!
周辺端部も中央と変わらないくらい明るいじゃないか!」
Aくん
「これも、さっきのと同じ2/3型に対応したレンズだ。」
営業 Bくん
「スペック上ではそんなに違いがないのに不思議だ。」
Aくん
「だろ?今は周辺減光に着目してみたけど、
レンズを決める要素は、まだまだ色々あるんだよ。」
営業 Bくん
「ラーメンに醤油・味噌・とんこつといった味のバリエーションがあるだけでなく、
細麺/太麺、ちぢれ麺/ストレート、茹で方もふつう/固めといった
色々な要素が複雑に絡み合うのと同じだな!」
Aくん
「お前、ラーメンを語ると止まらなくなるな。。。
なんだかわかったようなわかってないような例えだけど、まあ、要はそんなところだ。」
営業 Bくん
「そこまで考えて、レンズの特性を理解したうえで、提案してくれていたのか!」
Aくん
「もちろん。それこそがお客様に“見える”を提供することになるだろ?
LED照明のシーシーエスは、実は、LED照明“だけじゃない”シーシーエスなんだ!」
営業 Bくん
「お!そのフレーズかっこいいな!
俺も次のお客さんのところで、早速使ってみよっと♪」
Aくん
「あ~、お前がやたらとラーメンの話するから、
ラーメン食べたくなってきたじゃないか。」
営業 Bくん
「よし! 決まりだな!じゃ、今日のランチは、
納豆キムチバターラーメン、一緒に食べに連れていってやる!!」
Aくん
「ぎゃーーー!!
それだけはイヤだぁーーーーー!!!!!」
周辺減光が多いレンズでは、視野内において
十分な検査領域を確保できません。
レンズを最適化することで周辺端部が明るくなり、
撮像可能な範囲が拡がります。
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