あぐり徒然日記

シーシーエス施設園芸課コラム

2024-07-30

環境モニタリング、していますか？

シーシーエス株式会社の中川です。
施設園芸・植物工場展（GPEC）ではたくさんの方に
ブースにお立ち寄りいただき、心より感謝申し上げます！
今後もみなさまのお役に立てるよう、様々な提案をしてまいります。

今回の展示会では
「温室のスマート農業化を行い、環境モニタリングに加えて、
設備の自動制御も可能になったので、外出時の不安が少なくなった」
とお客様から伺いました。
当社の植物工場研究施設でも、以前は展示会で数日間の出張になると、
栽培環境の確認ができず、トラブルが発生していないかと不安になっていましたが、
環境モニタリングを導入してからは、出張中でも状況確認が可能になり、
そうした不安がなくなりました♪

環境制御されている人工光型植物工場でも、
装置やセンサーの故障や、うっかりミスは発生します。
これらはゲリラ豪雨などの急な天候の崩れと同じく、どちらも予測が難しいので、
栽培環境の見える化はとても大切です。

また、「環境モニタリングはできています！」というお客様の中でも、
日々の業務もある中で、「記録された時系列のデータ確認や
その変動状況までしっかり確認できている」という方は少ないのではないか、
と考えています。

当社が使用しているモニタリング装置は、クラウドデータ管理のため
お持ちのスマホを使って、手軽に、複数人で同時に確認ができます。
実は、複数人でチェックできるという点が重要で、これによって見落としが減り、
問題の早期発見が可能になります。

また、現状の数値だけではなく、時系列でグラフ化されるため、
データ変動を確認することで、普段と異なる変動傾向が出ていないか、
視覚的に把握できます。
これにより、環境変化による問題が深刻化する前に対処できたことが何度もあり、
とても便利だと実感しています。
難点としては、「そろそろ帰ろうかなぁ」と考えているタイミングで、
出張中の植物マニア１号から
対応指示が飛んでくること位でしょうか…（泣）

当社が導入している環境モニタリング装置は、後付けも可能な製品です。
ご関心をお持ちいただけましたら、是非、お問合せください。

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