UV硬化とは?
UV硬化とは、紫外線を照射することで液体を瞬時に固体に化学変化させる技術です。
その特性を活かし、多くの産業界で生産性の向上、生産設備の省スペース化といった
時代のニーズにマッチした生産方法として注目をされ、発展を続けています。
紫外硬化を利用した事例
紫外硬化とは紫外放射エネルギーを利用して、
モノマー(液体)をポリマー(固体)に化学変化させる技術のことで、
この特性を応用してさまざまな産業で利用されています。
接着
- ・プリント基板への電子部品の接着
- ・レンズなど光学部品の接着
- ・DVD、CDの接着
印刷
- ・シール、ラベルの印刷
- ・DVD、CDの印刷
- ・会員証やクレジットカードなどの
カード類の印刷
塗装
- ・携帯電話などの
プラスチック成型品のハードコート - ・電子部品の塗装
シーシーエスのUV-LED照射器がカバーする領域
光は紫外線、可視光線、赤外線に分類されます。
100~400nmの波長の光線が紫外線で、非常に強いエネルギーをもった波長の短い光線です。
シーシーエスのUV-LED照射器はこの紫外線の中で、以下の範囲の紫外照射を可能としています。
紫外硬化の原理(紫外硬化のメカニズム)
紫外硬化樹脂はモノマー、オリゴマー、光重合開始剤と添加剤で構成されています。
紫外照射を受けると光開始剤がモノマー(液体)状態からポリマー(固体)状態に転換させる「光重合反応」を起こします。
この反応により、接着・固定・が可能となります。
紫外硬化樹脂の成分
モノマー | 重合が行われる際の基質となる物質のことです。硬化後は樹脂の一部となります。 |
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オリゴマー | ポリマー(固体)になるモノマー(液体)との中間的な物質で樹脂の主成分となります。 |
光重合開始剤 | 紫外照射により光重合反応を開始する物質です。 |
添加剤 | 重合が行われる際の基質となる物質のことです。硬化後は樹脂の一部となります。 |
紫外LED照射器の上手な使い方
LEDは、発熱による温度上昇が原因で劣化し、放射出力が低下する性質があります。
(※ご使用の照射器や周囲環境により状態は異なります)
発熱によるLEDの劣化や放射出力の低下を防ぐには
電源の調光ボリュームを下げて使用する
電源の調光値を下げた状態で使用すると、照射器に流れる電流も少なく、発熱も低くなり、LEDの劣化を抑えることができます。調光値の低いところから使用を始め、照射器の放射出力の低下度合いに応じて調光値を上げていくご使用方法をおすすめします。
紫外硬化時のみ点灯する
LEDはON/OFF点灯に強い光源です。よって必要な時のみ点灯することをおすすめします。これにより、発熱を抑えられ放射出力も安定し、長寿命が期待できます。
放熱効果をよくする
照射器を冷やすと長寿命が期待できます。
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