CD-VAシリーズ

コンパクトで多機能なDC入力タイプ電源「CD-VAシリーズ」
PWM制御、電圧可変制御、ストロボオーバードライブの3種類の調光方式、
赤外線通信で最大4台まで機体連結、最大16チャネル制御が可能。

特長

特長

CD-VAシリーズ
  • ◆操作性と機能性を両立したコンパクトデザイン
  • ◆照明出力は2チャネルで100W、4チャネルで200W
     (いずれも1チャネルあたり最大50W)
  • ◆赤外線通信で最大4台まで機体連結が機体連結ができ、最大16チャネルの制御が可能※1
  • ◆チャネル単位で3つの調光方式の設定が可能
      (PWM制御、電圧可変制御、ストロボオーバードライブ)
  • イーサネット通信※2パラレル通信USB通信RS-232C通信※3
     4つの通信方式に対応。
  • ◆パラレルタイプは、NPN/PNP両接続対応で、論理切替が可能。
  • ◆視認性に優れた表示画面と高い操作性

※1 4チャネルモデルを4台連結した場合。
※2 イーサネット通信は、型式末尾PEのみ対応。
※3 RS-232通信は、パラレル端子を使用。

3種類の調光方式に対応

デジタル電源で一般的なPWM(パルス幅変調)制御と、ラインカメラでの検査に適した電圧可変制御
より明るく点灯可能なストロボオーバードライブが各チャネルごとに設定可能です。
さまざまな検査条件に1台の電源で対応することができます。

PWM制御
PWM制御
電圧可変
電圧可変
ストロボオーバードライブ
ストロボオーバードライブ

※点灯時間1,000μs以下の時に動作します。
 点灯時間単位をmsに設定するとストロボオーバードライブは動作せず、通常電圧(24V)で動作します。

電圧可変制御の調光レンジ

調光レンジを2段階で切り替え可能です。照明の特性や用途に合わせてお選びください。

電圧可変範囲:LOW/12~24V
電圧可変範囲:LOW/12~24V
電圧可変範囲:HIGH/18~24V
電圧可変範囲:HIGH/18~24V

ご利用照明の特性によって、点灯開始する調光値に違いが出ることがあり、
調光値が0でも照明が点灯することがあります。

ストロボオーバードライブ

ストロボオーバードライブを使用する場合の使用できるLED照明の組合せは、
照明組合せチェックツールを参照してください。

照明組合せチェックツール

赤外線通信で最大4台まで機体連結可能

最大16チャネルの制御が可能

赤外線通信によって、機体を最大4台まで連結して制御が可能であり、
4チャネルタイプを4台連結した場合には最大で16チャネルの照明のパラメータ設定ができます。
1台目を親機とし、連結した子機への設定が可能で、
各機器への外部制御ケーブルの接続が不要となり省配線化に貢献します。
また、設定コピー機能を使用することで各チャネルへの設定の反映もできるため、工数を削減できます。

CD-VAは最大4台まで機体連結可能

注意点 : トリガー入力による点灯制御は各電源に個別で接続、制御が必要です。

※4チャネルモデルを4台機体連結した場合

子機の制御

連結する子機に対して制御ができるのは親機のみです。
子機に対して制御すると、該当する子機は制御できますが、親機やその他子機の制御はできません。

CD-VAで連結した子機に対して制御ができるのは親機
CD-VAの連結した子機に対して制御を与えると、自機照明に対する制御は受け付けますが、その他機器を制御することはできません。
OPPX
オプテックス・エフエー社の「OPPXシリーズ」との連結も可能です。
CD-VAを親機とした場合、OPPXシリーズのFALUX sensing+機能は利用できません。

OPPXシリーズ(オプテックス・エフエー)

特長2

シーケンス制御

任意のパターンで照明の点灯が可能

最大16ステップの照明点灯入力を登録し、任意の調光値、点灯時間でパターン点灯が可能。
例えば、バー照明による4方向からの照射や、分割発光照明を使用する際に、
各チャネルの点灯パターンを記憶させ、トリガー入力によって点灯・消灯の切り替えを実行できます。

任意のパターンで照明の点灯が可能

シーケンス制御の活用例
フォトメトリックステレオ法を用いた撮像

ワークに対して複数方向から照射し、各方向ごとに撮像します。
各撮像画像の差分から、凹凸情報のみを強調したり、模様のみを抽出した画像の生成が可能です。

撮像例(4分割)
フォトメトリックステレオ法を用いた撮像

レシピ設定機能

照明設定のパラメータを最大16件まで保存可能

チャネルごとの調光値など、検査に応じたパラメータ設定を事前に登録しておくことで、
レシピの呼び出しだけで簡単に設定変更が可能です。

CD-VA 照明設定のパラメータを最大16件まで保存可能

トリガー入力割り付け機能

1つのトリガー入力で複数照明の点灯制御が可能。

配線後でも割り付けの変更が可能です。

CD-VA 点灯制御入力割り付け機能設定例

通信機能

外部信号接続例(NPN / PNP 両接続対応で、論理切替が可能)

詳しくは取扱説明書をご覧ください。
NPN接続(シンク接続)
CD-VA NPN接続(シンク接続)
PNP接続(ソース接続)
CD-VA PNP接続(ソース接続)

状態確認機能の充実

汎用出力機能を使用して、電源や照明の状態(エラー、ワーニング、照明点灯中など)を出力可能

※パラレルとトリガーピンの2種類の出力系統があります。

■活用例:トリガー入力受付可能状態の確認

各チャネルでトリガー入力を受付可能な状態のときに出力ONします。
照明点灯中やストロボモードの点灯禁止期間中に出力OFFします。

CD-VA → PLC
CD-VA 出力タイミング
USBコネクタ(Type-C)を搭載し、外部制御機器と接続した状態でも、PCとのデータ通信が可能

USB通信により各種設定や動作の検証が可能です。

■USB接続イメージ

CD-VA専用アプリ(CD-VA Utilityソフト)を使用して、各種設定の確認や動作の検証が可能です。

CD-VA USB接続イメージ

専用アプリケーション

専用アプリケーション (CD-VA Utilityソフト)

簡単に照明パラメータの設定ができる専用アプリ

簡単に照明パラメータの設定ができる専用アプリをダウンロードいただけます。
各チャネルの調光値・点灯制御の設定や、シーケンス制御・レシピ設定・点灯制御入力割り付けなどを
簡単に設定可能です。また電源稼働状態をモニタリングすることも可能です。

CD-VA Utilityソフト


アプリケーションは型式一覧よりダウンロード可能です。

型式・ラインアップ一覧

オプション

オプション品は仕入れ商品です。詳しくは担当営業にお問い合わせください。


トリガーケーブル(型式名:OP-ECBX9-3 ※9本1セット)

図面
型式名:OP-ECBX9-3 図面

お問合せ

ピン配列表
マークチューブ番号 線色信号名
1 トリガー入力1
2 トリガー入力2
3 トリガー入力3
4 トリガー入力4
5 シーケンスリセット入力
6 入力COM
7 汎用出力1
8 汎用出力2
9 出力COM

外部制御ケーブル(型式名:OP-ECBX32-3)

図面
型式名:OP-ECBX32-3 図面

お問合せ

ピン配列表
ピン番号信号名線色
1調光ビット0
2調光ビット1
3調光ビット2
4調光ビット3
5調光ビット4
6調光ビット5
7調光ビット6
8調光ビット7
9調光ビット8
10調光ビット9
11LAMP切替0
12LAMP切替1
13LAMP切替2
14LAMP切替3
15調光値書込み
16入力COM
17RS-232Cの受信入力
18RS-232Cの送信出力
19RS-232Cのコモン端子
20点灯時間書込み
21書込みマスク
22汎用出力1
23汎用出力2
24汎用出力3
25汎用出力4
26汎用出力5
27汎用出力6
28出力COM
29トリガー入力1
30トリガー入力2
31トリガー入力3
32トリガー入力4

ACアダプタ(型式名:OP-LEAD20024-3P)

詳しくは担当営業にお問い合わせください。

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フェライトコア(型式名:OP-NFT-13S)

推奨取付箇所:CD-VAシリーズ側の照明出力のケーブル端
詳しくは担当営業にお問い合わせください。

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