全国各地の美術館・博物館に導入いただいております
名古屋市美術館は、名古屋をはじめとする地元ゆかりの洋画・日本画のほか、20世紀のフランスやメキシコの絵画、戦前の写真や戦後の現代美術など、多様な作品を収蔵・展示する近現代美術館です。1988年の開館以来、スポットライトはハロゲンランプを使用されていましたが、器具の老朽化にともない、省エネへの取組みの観点やランプ交換作業の煩雑さなどの理由から、照明のLED化を検討されていました。
シーシーエスの「MUSEUM COB SPOTLIGHT」は、オリジナルの「自然光LED」を光源としており、太陽光に近い自然な光を実現しています。独自の光学設計によって、追加オプションを装着することなく光のムラやノイズを極力抑えた滑らかな配光の照射が可能で、グレア※カットへも配慮した美術館・博物館専用設計のスポットライトです。また、「MUSEUM COB SPOTLIGHT」は、演色性が非常に高く、作品の自然な色味を最大限に引き出します。赤などの暖色や日本画に多い青緑色も忠実に再現すること、印象派などの屋外風景を描いた作品では、空の青や植物の緑の美しさを引き出しながら、黄ばみやよどみのないすっきりとした光色で外光の雰囲気を再現することなどの点を評価いただきました。名古屋市美術館は展示室によって天井高が異なることから、作品がもつ色味を忠実に再現する「MUSEUM COB SPOTLIGHT」と、高出力設計により高い天井にも対応できる「MUSEUM COB SPOTLIGHT typeB」の2タイプを納入しました。
※グレアとは、不快感や見えづらさを生じさせるようなまぶしさのことをいいます。